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婦人科

一般婦人科

思春期から老齢期まで、女性の体はライフステージに合わせて様々に変化します。ささいなことでもご相談ください。

主な症状

月経不順
月経痛がつらい
月経の量が多過ぎる/少な過ぎる
不正出血がある
おりものが気になる(色・量・におい)
外陰部の不快感・痛み・かゆみ
下腹部の不快感・痛み
排尿時の不快感・尿もれ・頻尿
排卵日や月経前に起こる体調不良やうつ症状(月経前症候群:PMS)
なんとなく身体の調子が悪い、頭痛、肩こり、めまいがする
骨盤臓器脱

婦人科癌検診

子宮頸がん

子宮頸がんは頸部に発生した悪性腫瘍であり、性交渉によるヒューマンパピローマウイルス(HPV)感染との関連性が明らかになりました。最近、20~30歳代の若い女性に急増しています。 初期は無症状ですが、不正出血・性交時の接触出血がみられることもあります。早期発見のためにも毎年のがん検査をおすすめします。

子宮体がん

子宮内膜に発生した悪性腫瘍であり、好発年齢は閉経後の50歳以降です。
初期には痛みを伴わず、不正性器出血が主な症状となることが多いです。
細胞診、内膜組織診、子宮鏡などが有効な検査法となります。

更年期障害

更年期障害は、閉経を挟んだ前後10年間で、卵巣機能の低下により、女性ホルモンが減少することで生じる様々な体の不調をさします。
更年期障害の症状はのぼせ・ほてり・発汗などのいわゆる「ホットフッラシュ」と言われるものから、冷え・肩こり・めまい・倦怠感などの症状、また、イライラ・集中力の低下など多彩で、症状の程度は人によって異なります。治療法としては、漢方薬やホルモン補充療法、サプリメントなどがあります。更年期だろうと放っておかず、症状が悪化する前にご相談ください。

ピル外来

日常的な低用量ピルの服用による一般避妊、子宮内膜症、月経困難症の治療、突発的な緊急避妊(モーニングアフターピル)、予定に合わせた月経調整(月経移動)を行います。

緊急避妊(モーニングアフターピル)

緊急避妊とは、妊娠を望まない女性が、避妊を行わなかった、避妊に失敗した、セックスを強要されたなど、妊娠に対して無防備な状況でセックスをした後に、望まない妊娠の危険性を減少させる避妊法です。無防備なセックス(避妊失敗)から72時間以内に対策をとれば、望まない妊娠を高い確率で阻止することができます。

性病チェック

性行為感染症(STI)とは、性行為によって、皮膚や粘膜を通して感染する病気の総称です。
STIに分類される感染症はとても多いですが、STIのほとんどは感染しても症状が出にくく、知らないうちに進行してしまう事が多いです。
クラミジア感染などは、不妊の原因にもなります。
以下の項目に当てはまる方は、一度検査をお勧めします。

おりものの量が増えた。
おりものの色が変わった。臭いが強い気がする。
外陰部に痛みやかゆみを感じる。
外陰部に水泡やイボ、できものができた。
下腹部の痛みがある、発熱する。
性交時や排尿時に痛みがある。
性交後、性器から出血する。

また性行為感染症は、パートナーと同時に治療しなければ意味がありません。性行為で感染しますので、パートナーが治っていなければ、自分だけ治療してもまた感染してしまいます。正しい知識をもち、予防対処しましょう。

ワクチン接種

当院では子宮頚癌ワクチン、インフルエンザワクチン、麻疹、風疹ワクチンの接種を行っています。

子宮頚癌ワクチン

子宮頸がんは20~30代の女性に増えており、性交渉によるHPV(ヒューマンパピローマウィルス)というウイルスの感染が発症に大部分関わっています。
HPVは現在分かっているだけで120種類以上の型があります。その中でも特に危険因子である16型・18型(ハイリスク型)の感染はワクチンによって予防が期待できます。なお、接種は3回必要です。

その他のワクチン

当クリニックではインフルエンザワクチン、麻しん・風しんワクチン接種も行っております。

ブライダルチェック

ブライダルチェックは、妊娠・出産を考えている方を対象とした婦人科検診を含む健康診断のことです。日頃症状のない方でも、妊娠・出産に影響を及ぼすような疾患が隠れていることがあります。事前にチェックすることで早期治療などの対策により無事に妊娠出産を迎えることができます。パートナーの方とご一緒、または男性の方のみの受診も可能ですので、お気軽にご相談ください。

月経前症候群(PMS)

月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)とは、生理が始まる前の約2週間に起こる、心とカラダのさまざまな不調のことで、生理が始まると自然に軽くなるのが特徴です。
寝込んだり、人間関係のトラブルで日常生活に支障をきたすようなこともあります。そんな時は、一度受診して下さい。お話を聞かせていただき、有効な治療を考えていきます。

プラセンタ注射

ヒト胎盤ホルモン(プラセンタ)は、肝炎や更年期障害の治療薬として厚生労働省から認可されています。定期的に注射することでこれらの病気に対して治療効果を期待することができます。
また、病気の治療以外にも、疲労の回復や自己免疫疾患・アレルギー疾患の改善、美肌・アンチエイジングなどの美容効果が認められているため、広く活用されています。
更年期障害の場合、45歳~59歳の女性は保険が適応されます。